はなどけい冒険記

No.1166 　紅の華龍・バルバドス

里；「皆さん、こんにちは！！　就職試験が終わった西川です！」

舜：「こんにちは、同じく就職試験が終わった上田です」

尚：「大学試験を終えた花房です」

里：「あたしたちは今が一番忙しい時期だよね」

舜：「これで人生の半分が決まるようなものだもんね」

尚：「落ちたら……」

舜：「……」

里：「えっと、今回の花は入学式なんかによく見られる花だよ！！」

尚：「話題のすり替え……」

舜：「入学式の花？　うーん……パンジーとか？」

里：「ハズレ！　ヒントはねぇ……花壇に入学おめでとう、とかその花で作ったことあったかな」

尚：「色の違いでってこと？」

里：「うん、そう。あとは小さい頃にこの花の歌を歌ってたかな」

舜：「わかった！！　チューリップだ！」

里：「正解♪」














舜：「なんか不思議な色だね」

尚：「確かに。チューリップって言ったら赤とか白とか黄色とかのイメージだもんな」

里：「今はね、基本的な赤、白、黄色以外にも、ピンクとかオレンジとか紫とか、珍しいやつだったら緑もあるんだよ。紫にしてもうす紫とか赤紫とかいろいろあるしね」

舜：「じゃあ、逆にない色ってあるの？」

里：「そうだなぁ……青とか水色とか見たことないかな」

尚：「へぇ、色の多い花なんだな」

里：「チューリップの花には「思いやり」っていう花言葉があるんだけど、色ごとに違った花言葉もあるんだ。
たとえば、

黄色のチューリップは「実らぬ恋」とか「望みなき愛」
白色のチューリップは「思い出の恋」とか「新しい恋」
紫色のチューリップは「永遠の愛情」とか「不滅の愛」

とかね」

舜：「なんだか、恋とか愛とかが多いような……」

尚：「確かに」

里：「いいじゃないか。可愛くて。じゃあ、問題です！！」


舜・尚：「いきなり？！」



里：「チューリップの花言葉は先ほどの通りですが、赤いチューリップの花言葉は何でしょうか？」


舜：「うーん……」

尚：「わからないな」



里：「正解は次回！！」



舜・尚：「次回なの？！」